アドラーブルの家具やオブジェは、だいたいは海外のフリーマーケットやスリフト系のお店、アンティークショップなどで買っています。
私は洋服屋ですし最近はあまり買ってなかったので、それ系の購入記なんて書いた事なかったのですが、たまには書き留めようと思います。
いつものようにフリーマーケットを「うーん、めぼしい物がないなぁ」と歩き続けていると、
「おっ、懐かしいなぁ」と見つけたのがブラックオーシャン!ヴィンテージ好きな方ならご存知かと思います。
最近は本当に数が減ってきましたが、これがまた程度が良いんですよ。
まぁどうせ高いんだろうなと思いましたが、念の為「いくら?」と聞いてみると
「うーーん、〇〇ドルだ!」と。
もうね、心の中で購入決定です(笑)
だいたいの年代も把握してたのですが、
「これ、何年前くらいのものかわかる?」と聞いてみると
「俺はよくわからんけど、傷もあるし2、30年くらい前のものだと思うな」と。
おっちゃん、全然分かってねーー(笑)歴史もっと勉強しろーー!!(爆)
そうなんです。古い地球儀の面白い所は年代によって…それも2、3年で国が変わる所。国土の広さや国名の表記などですぐに年代が特定出来るんです。
ちなみにこれは50年代のもの。もっと正確に言うと1957年くらいかな。
前職場の社長は服だけじゃなくこのテのものもかなり詳しくて、ブラックオーシャンに関しては年代の違いなどを教えて頂きました。何個見たかな?よく覚えてないくらい何個も見せてもらいました。家にはまだ20以上あるよって言ってましたので、相当なオタクです。
色々教えてくれた前職場の社長、ありがとうございました!前スタッフのアッキーにもたまにこういうの教えたつもりなんだけど、全く覚えてないだろうな…(笑)
話はそれましたが、
「ふーーん、じゃあ〇〇ドルにしてよ」って値切る俺はホント性格が悪い(笑)
「お前はラッキーだ!もう売ってない物が買えるんだからな」とOKしてくれました。
こんな簡易袋に入れて持ち帰ります。
ただここで一番の問題が。
私は洋服専門のバイヤーで、家具やオブジェに関しては素人同然。
なのでいつも購入する際は「壊れやすいか壊れにくいか」が重要なポイント。
で、軽ぅ〜くトンカチで叩くと穴が開くようなこの地球儀は紛れもなく「壊れやすいもの」なんですよ。
せっかく程度もいいし、このままの状態で持ち帰りたい。でもただの趣味なので過度な梱包はしたくない。心の中でせめぎ合います。
でもO型の私がいつもこう言います。
「どうせ〇〇ドルで買ったもんだからよくない?めんどくせーよ」って。
…はい、家に着いてダンボールを開けてみると…
奇跡的に無傷で持ち帰ってきました。
実はこうやって持ち帰って壊れたものは数知れず…今回は無事でよかったです。
店の雰囲気ではないかなぁ?と思うので、これは家の置物になる予定。そして毎度毎度狭い家にこんなガラクタを持って帰ってきても、文句ひとつ言わない妻に感謝しつつ… 。